自民党は新たに設けた「インテリジェンス戦略本部」の初会合を開き、「国家情報局」の設置など、政府の司令塔機能や対外情報収集能力の強化などを検討していくことを確認しました。
政府がインテリジェンス機能の司令塔となる「国家情報局」の創設に向けた検討を進める中、自民党はきょう午前、「インテリジェンス戦略本部」の初会合を開きました。
自民党 小林政調会長
「国益を守り、この国家の安全を確保していくためには、インテリジェンスに関する国家機能の強化が急務となっております」
きょうの会合では、安倍政権で国家安全保障局長を務めた北村滋氏から司令塔機能の必要性などについてヒアリングをおこないました。
また、今後は▼司令塔機能の強化、▼対外情報収集能力の強化、▼外国からの干渉を防止する体制の構築という3つのテーマを検討の柱とすることを確認しました。
このうち、日本維新の会との連立合意を踏まえ、司令塔機能の強化について、優先的に議論を進める方針です。
次回も有識者からヒアリングをおこなうことにしています。
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