フィリピンで今年8月、日本人男性2人が銃撃され死亡した事件で、実行役とされる被告2人の裁判が開かれ、現地に派遣された警視庁の捜査員も傍聴しました。
この事件はフィリピンの首都マニラで8月、佐鳥秀明さん(当時53)と中山晃延さん(当時41)が銃で撃たれ死亡したものです。
実行役とされるフィリピン国籍の被告2人の裁判がきょう開かれ、検察側は事件直前に被告らが被害者と一緒に行動していたことを示す防犯カメラ映像などを提出しました。
被告2人は拘束後、「別の日本人から殺害を依頼された」などと供述していましたが、裁判では無罪を主張しています。
きょうの裁判は警視庁の捜査員も傍聴に訪れ、首謀者の特定に向けた捜査を進めています。
イギリスの刑務所で4月以降90人以上を誤釈放 逃亡中の受刑者も 過密状態の解消が原因か 野党が批判強める