(ブルームバーグ):ソフトバンクグループの2025年7-9月期(第2四半期)連結決算では、純利益が2兆5022億円となり、3四半期連続の黒字を確保した。前年同期と比べて大幅増益となった。
同四半期の純利益は、ブルームバーグが集計した4人のアナリスト予想(平均約4182億円)を上回った。前年同期は、戦略的投資事業の好調を受けて1兆1796億円の黒字を計上していた。
けん引役はビジョン・ファンド(SVF)だ。同四半期のセグメント利益は2兆3769億円となった。前年同期(3731億円)に比べて大きく伸びた。
2025年12月31日を基準日として、1株につき4株の割合をもって分割すると発表した。投資単位当たりの金額が200万円を上回っており、より投資しやすい環境を整え、投資家層をさらに拡大するためだと説明している。
ただ足元でAI(人工知能)関連株に頭打ち感が見られる中、収益の先行きには不透明感も漂っている。
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