日韓首脳会談 未来志向の発展を確認、31日は習主席と会談へ
思えば、温まっては冷め、冷めては温まるを繰り返してきた日韓関係。

石破前総理は、2025年6月に李在明大統領が就任して以来、3か月で3回の首脳会談を重ねるなど“シャトル外交”を続けてきましたが、果たしてこの流れは引き継がれるのでしょうか。
冒頭の挨拶で、李在明大統領は会談が行われた都市・慶州に触れ…

李在明 大統領(30日)
「ここ慶州は総理の地元・奈良と同様、古代東アジアの交流・文化が花咲いた中心地です。本日、この場を皮切りに韓国と日本の深い縁を再確認し、未来に繋げていく契機になることを祈念します」
対する高市総理は…

高市 総理(30日)
「日韓関係を未来志向で安定的に発展させていくということが、両国にとって有益だと私は確信しております。そのためにシャトル外交、これをしっかり活用しまして、私と大統領の間でしっかりと意思疎通をしていきたい」
当初の予定を20分ほど延長して行われた会談。今後もシャトル外交を続けていくことや、周辺地域の情勢を踏まえ、安全保障面で連携を続けていくことを確認しました。

高市総理は31日、APEC首脳会議に出席するほか、中国の習近平国家主席とも初めて首脳会談を行う見通しです。
日韓首脳会談後、取材に応じた高市総理は…

高市 総理(30日)
「(Q.対中国でどう臨むのかという話はあったか?)あまり第三国のことにつきましては、会談の内容を細かくお伝えすることはできません。ただ周辺環境についての話はございました」
31日も、高市総理の手腕が試される局面が続きます。
 
     
     
     
     
     
     
     
    