きょう行われた日米首脳会談について、中国外務省は「両国の安全保障協力は地域の平和と安定に役立つものであるべき」とけん制しました。

28日、高市総理とトランプ大統領が会談し、日米関係の強化を確認しました。この日米首脳会談について、中国外務省の報道官は記者会見で次のように指摘しました。

中国外務省 郭嘉昆 報道官
「日米の二国間関係と安全保障協力は、地域の平和と安定に役立つものであるべきで、その逆であってはならない」

また、「日本側が周辺諸国の安全保障上の懸念を尊重し、侵略の歴史を深く反省し、平和的発展の道を歩み続けるよう求める」と述べ、日米同盟の強化や高市政権が掲げる防衛費の増額をけん制しました。