米ニューバーガー・バーマンが、みずほ銀行の藤田靖之氏を日本のプライベートデット投資責任者として起用したことが、複数の関係者への取材で分かった。同社を含むオルタナティブ資産運用会社は、日本でプライベートクレジット事業の拡大を進めている。

藤田氏は11月に東京を拠点に、マネジングディレクターとして業務を開始する予定で、日本国内でのプライベートクレジット案件の開拓に加え、資金調達にあたる。事情に詳しい関係者が、非公開の情報であることを理由に匿名を条件に語った。

日本取引所グループの企業情報によると、ニューバーガー・バーマンは1939年にニューヨークで創業。株式、債券、プライベート・エクイティ、マルチアセット、不動産など多岐にわたる運用戦略を、機関投資家や個人投資家などに提供している。

ニューバーガー・バーマンとみずほフィナンシャルグループの広報担当者は藤田氏についてコメントを控えた。藤田氏本人もコメントしなかった。

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