タイ中部のパタヤで、日本人男性が美容室の女性店主にセクハラ行為をした動画がSNS上で拡散していた問題で、日本人男性3人が地元警察の取り調べを受け、「酒に酔っていて正気ではなかった」などと説明していたことが分かりました。

この問題は、タイ中部パタヤにある美容室を訪れた複数の日本人男性が、接客中だったタイ人の女性店主のスカートをめくるなどの行為をした映像がSNSで拡散し、批判の声が相次いでいたものです。

女性店主からの通報を受けた地元警察は21日、日本人男性3人に対し、公共の風紀に関する容疑で任意の取り調べを行ったことが分かりました。

地元警察によりますと、日本人男性3人はその後、女性店主と面会し謝罪しました。慰謝料を支払ったことで、女性店主が告訴を取り下げました。

日本人男性3人は「酒に酔っていて正気ではなかった」などと説明したということです。

女性店主は「タイの女性に対する侮辱だ」としたうえで、「二度と同じようなことをしないでほしい」と話しています。