イギリスのスターマー首相が中国を訪れる中、イギリスの首相官邸は30日以内の中国の滞在について、ビザが免除されることで合意したと発表しました。

スターマー首相は29日、北京で習近平国家主席と会談し、経済分野などで協力関係を強化することで一致しました。イギリスの首相の中国訪問は8年ぶりです。

イギリス スターマー首相
「私達は非常に有意義で生産的な会談を行い、具体的な成果を得ました。これは国益にかなうものです。言うまでもなく、中国には大きな可能性があるからです」

また、イギリスの首相官邸は観光やビジネスなどで中国を訪れる際、30日以内の滞在であればビザが免除されることで合意したと発表しました。

また、新たに「パートナーシップ」を結んで、中国で金融や医療などのサービス分野の事業を拡大させることでも合意したと発表。製薬大手のアストラゼネカは2030年までに中国に対し、150億ドル=およそ2兆3000億円を投資すると発表しました。

スターマー政権は冷え込んでいた英中関係を改善させ、経済成長を促進するために貿易や投資での連携強化を目指しています。

一方で、イギリスBBCは、国家安全保障や人権問題を踏まえ、中国とは慎重な関係を築くべきだとする批判的な意見もあると伝えています。

スターマー氏は31日に来日し、高市総理と会談する予定です。