大相撲のロンドン公演を前に力士らがバスツアーに出かけ、観光名所をめぐりました。途中、横綱2人がホットドッグを食べ歩きする場面もありました。

横綱・大の里や豊昇龍らは14日、ロンドン中心部の観光名所である大観覧車「ロンドン・アイ」の周辺を散策したほか、「ビッグベン」の愛称で知られる国会議事堂などを巡りました。

豊昇龍は、ウェストミンスター橋の露店で販売されていたホットドッグを購入し、大の里と分け合って食べました。

また、バッキンガム宮殿の前では着物姿で現れた力士たちに観光客もびっくりした様子で、一緒に記念撮影をする姿が多くみられました。

「(日本で)相撲の取り組みを見ようと思ったのですが、夏の巡業中で見られませんでした。とても面白そうです、テレビで見ます。かっこいいですね、着物で歩いているだけで」

公演は15日から歴史的な建造物の「ロイヤル・アルバート・ホール」で行われ、幕内力士が取組を披露し、5日間の成績によって優勝が決まります。