パレスチナ自治区ガザではイスラム組織ハマスが、拘束していたイスラエル人の人質のうち、生存している20人全員を解放しました。今後は、ガザの武装解除や統治をめぐる交渉が焦点です。
ハマスは13日、イスラエルとの間で合意した和平計画に基づき、拘束する人質のうち、生存している20人全員を解放しました。
さらに、4人の遺体も返還しましたが、残る24人の遺体については居場所の特定に時間を要しているとみられ、段階的に返還される見通しです。
記者
「いま人質がイスラエル軍の手にわたったというアナウンスがあり、集まっている市民が手をたたきながら大きな歓声をあげています」
テルアビブの広場には多くの市民が集まり、人質解放の様子を見守りました。
イスラエル国民
「言葉にできないほどの気持ちです。ずっとこの日を祈ってきました」
和平計画をめぐっては、ガザの武装解除や戦闘終結後のガザの統治などをめぐる交渉が控えています。
いずれもイスラエルとハマスの間で意見が大きく分かれてきた課題で、交渉が進展するかが焦点です。

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