殉職した自衛隊員の追悼式に石破総理が参列し、「職務の遂行に全身全霊を捧げた隊員を失ったことは痛恨の極み」と追悼の辞を述べました。
石破総理
「職務の遂行に全身全霊を捧げた隊員を失ったことは、自衛隊にとって、我が国にとってまさに痛恨の極みであります」
追悼式は防衛省で行われ、去年9月からの1年間に殉職した30人の自衛隊員の名簿が新たに慰霊碑に収められました。
殉職者の中には、▼去年11月に福岡県沖の海上で海上自衛隊の掃海艇うくしまが火災によって沈没した事故や、▼今年5月に愛知県犬山市で起きた航空自衛隊のT4練習機の墜落事故で亡くなった隊員のほか、▼今年8月に大分県で演習中に落雷によって感電死した隊員も含まれるということです。
遺族らおよそ300人を前に、石破総理は「不幸な出来事を繰り返さぬよう最善の努力を尽くす」としたうえで、「国民の命、平和な暮らしを守るために全力を尽くすことを固くお誓いする」と追悼の辞を述べました。

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