イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとの停戦が発効し、合意したラインまで部隊を撤収したと発表しました。
記者
「停戦開始の1分前ですが、今も大きな爆発音が聞こえました」
イスラエル軍は10日、ハマスとの停戦が現地時間の正午、日本時間の午後6時に発効したと発表しました。部隊を合意したラインまで撤収させたとしています。
アメリカのトランプ大統領が示し、イスラエルとハマスが合意した和平計画の「第1段階」には、停戦のほかに、ハマスが拘束する、亡くなった人の遺体も含めた人質48人全員の解放などが盛り込まれています。
現地メディアによりますと、人質の解放は13日の正午までに行われる見通しです。
停戦を受けて、ガザでは避難先から自宅へ戻る多くの住民の姿がみられました。
こうした中、イスラエルのネタニヤフ首相は演説し、「計画の次の段階であるハマスの武装解除とガザの非武装化に向けて、ハマスをあらゆる側面から締め付けている」と強調しています。

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