(ブルームバーグ):中国株式市場は9日、約1週間の休場を経て再開し、大幅高で取引を終えた。人工知能(AI)や金関連銘柄への熱気が、消費の弱さを示す兆しに勝った。
本土株の指標CSI300指数は1.5%上昇した。一方、オンショア人民元は対ドルで0.1%下落した。

金および半導体に関連する銘柄が上昇を主導した。素材セクター指数は6.8%上昇した。江西銅業や山東黄金鉱業といった金鉱株への投資家の関心が高まった。
テクノロジー関連株指数は2.8%上げ、中微半導体設備(上海)が上場来高値を更新したことが支えとなった。国慶節(建国記念日)の大型連休中に消費が伸び悩むなど、景気の鈍化を示す兆しが続いていたが、AI関連への投資熱は冷めなかった。

原題:China Stocks Rise Post-Break as AI, Gold Outshine Tepid Spending(抜粋)
--取材協力:Cecile Vannucci、Chongjing Li、Neha D'Silva、Fran Wang.
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