日本郵政の根岸社長は日本郵便が企業間物流の大手「ロジスティード」と資本・業務提携したことについて、「総合物流企業を目指すため」との考えを示しました。

日本郵政 根岸一行 社長
「物流の川上領域に進出をすることで、国際から国内の物流、そして、ラストワンマイルまでをトータルで手がける“総合物流企業”を目指していきたい」

日本郵便は6日、企業間物流大手のロジスティードHDの株式19.9%を取得し、資本・業務提携をすると発表しました。

日本郵便は郵便離れなどによる事業の低迷が続いていて、昨年度の営業損益は630億円の赤字を計上するなど、事業の転換が迫られています。

親会社である日本郵政の根岸社長は「企業間物流の強化を図ることで、M&Aを含めた物流事業の強化をはかりたい」との考えを強調しました。