自民党の高市総裁は7日、公明党の斉藤代表と会談しました。

会談後、高市総裁は、公明党側から懸念を示された「政治とカネの問題」「靖国神社をはじめとする歴史認識問題」「過度な外国人の排斥の問題」の3点について、「2点については十分ご理解いただき、考え方を共有した」と話しました。

公明党の斉藤代表は、「歴史認識の問題と過度な外国人排斥の問題については高市総裁から詳細な説明があり、認識を共有できた」と話していますが、政治とカネの問題については、認識の隔たりが埋まりませんでした。

公明党は“懸念が解消できなければ連立政権は組めない”との考えを示していて、両党は引き続き協議を続けるとしています。