イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘開始からきょうで2年です。戦闘終結に向けた和平計画をめぐり、イスラエルとハマスによる間接協議がエジプトで始まりました。

エジプトでは6日、イスラエルやハマス、それに仲介するアメリカなどの代表団が到着し、ガザでの戦闘終結に向けた和平計画をめぐる協議が始まりました。

エジプトメディアによりますと、協議はまずハマスとエジプトの代表団で行い、その後、イスラエルとエジプトの代表団が協議するなど、間接的に行われるということです。

和平計画には戦闘終結のほか、ハマスが人質全員を解放することや、イスラエル軍によるガザからの撤退、またハマスの武装解除などが盛り込まれています。

ハマスはこれまで、人質解放には応じる意向を示していますが、武装解除については態度を明らかにしておらず、協議は難航する可能性があります。

ガザでの戦闘はきょうで2年となり、これまでのガザ側の死者は6万7000人にのぼり、その多くが民間人とみられています。