パレスチナ自治区ガザでの戦闘終結に向けた協議が6日、開かれます。これを前に、アメリカのトランプ大統領は人質解放をめぐる交渉について、「順調だと聞いている」と話しました。
トランプ大統領が示したガザでの和平計画をめぐり、イスラエルとハマスの間接的な協議が6日、エジプトで行われる予定です。
トランプ氏は協議を前に、ハマスが拘束する人質の解放交渉について、進展に期待感を示しました。
アメリカ トランプ大統領
「(人質解放の)交渉は始まったばかりだ。数日かかるだろうが、非常に順調だと聞いている」
また、SNSにも投稿し、協議では和平計画の「詳細を詰める予定だ」と明らかにしました。
「第一段階は今週中に完了する見込みとの報告を受けている」とした上で、進展が見られない場合には「大規模な流血が続き、誰もが望まぬ事態になる」と主張しています。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は5日、フランスメディアのインタビューに応じ、「ハマスは無条件に降伏し、武装解除しなければならない」などと述べ、全面的な受け入れでない場合は軍事的に圧力を強めることを示唆しています。
和平計画ではハマスが武装解除し、ガザの統治にも関わらないとしていますが、ハマスはこれらの要求に対する態度を明らかにしておらず、合意に至るかは不透明です。

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