WHO=世界保健機関は、トランプ大統領が妊婦らに対しアセトアミノフェンを含む解熱鎮痛剤の服用を控えるよう呼びかけたことに対し、「科学的根拠が不十分」だと指摘しました。
アメリカのトランプ大統領は、アセトアミノフェンを含む解熱鎮痛剤「タイレノール」について、自閉症との関係が疑われるとして妊婦らに服用を控えるよう呼びかけました。
WHOは23日、こうした主張について「アセトアミノフェンと自閉症との関連について、過去に研究はされているが関連性は認められていない」とした上で、「科学的根拠が不十分」だと指摘しました。
妊娠中の医薬品の使用については慎重になる必要はあるが、医師や医療従事者に従うことが重要だとしています。

台風18号 台湾で2人死亡、30人行方不明 花蓮ではせき止め湖から水があふれ出し冠水など深刻な被害