小林元経済安全保障担当大臣が自民党総裁選への出馬を正式に表明しました。所得税の「定率減税」などを掲げ、「自民党を再起動させる」と訴えました。
自民党 小林鷹之 元経済安保担当大臣(50)
「私、小林鷹之はきたる自民党総裁選に出馬をいたします」
去年に続き、総裁選への出馬を表明した小林氏は、「力強く成長する日本」などを実現するため「自民党を再起動させる」と訴えました。
政策では、若者や働く世代を応援するため、期限や上限を設けた上で、所得税の「定率減税」を掲げています。
一方、消費税の減税については慎重な考えを示しつつも、“選択肢の一つとして俎上にのせることはあり得る”との考えを示しました。
野党との連携については、「連立は目的ではなく手段だ」と強調し、数合わせの連立には否定的な考えを示しました。
小泉進次郎 農水大臣(44)
「これから正式な表明にむけて関係者・陣営、そういったみなさんと一つ一つ積み上げていきたい」
林芳正 官房長官(64)
「党をリードし、この国の舵取りを取ってまいりたいと、そういう決断を固めさせていただきました」
きょうは小泉農水大臣、林官房長官も出馬の意向を表明していて、総裁選は5人の戦いの構図が固まりつつあります。

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