イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ北部にある最大都市ガザ市の制圧に向け地上での作戦を開始したと、アメリカメディアが報じました。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は15日、イスラエル当局者の話として、イスラエル軍がガザ市の制圧に向けた地上作戦を開始したと報じました。軍は現地時間の15日夕方にガザ市への空爆を強化し、その後、戦車が進入したということです。
イスラエル軍は市民に対し、ガザ市から避難するよう勧告していますが、多くの市民が避難先を求め、さまよう状態が続いており、戦闘の激化に伴い、さらなる犠牲がでることが懸念されています。
また、「アクシオス」は、アメリカのトランプ政権がこの地上作戦を容認したと報じました。2人のイスラエル当局者の話として、アメリカのルビオ国務長官がイスラエル訪問中にネタニヤフ首相に対し、作戦を支持するとともに、迅速な実施と早期の終結を同時に望んでいることを伝えたとしています。さらにアメリカ政府関係者が「トランプ政権がイスラエルを止めず、ガザでの戦闘に関する独自の判断を認めている」と明らかにしたことを報じています。
こうした中、ネタニヤフ首相はルビオ氏との共同会見の中で、イスラム組織ハマス幹部に対する攻撃を「どこにいるかに関係なく」行うと述べ、国外での攻撃の継続も示唆しています。

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