国会議員の株式取引禁止に関する法案は「推進する」
Q:他にワシントンDCで、取り組んでいることでは議員の株式取引禁止に関する法案が議会で審議されていますが、大統領はこの法案に署名する準備はできていますか?
ベッセント財務長官:まだ完璧な法案ではないと思いますが、私は個別株の取引禁止を推進します。なぜなら下院や上院の信頼性が揺らぐからです。ペロシ下院議員やワイデン上院議員のような目を見張るような収益を見るとどのヘッジファンドも嫉妬するでしょう。アメリカ国民はこんな仕打ちを受けるべきではありません。ワシントンに来て金持ちになるのではなく国民に奉仕するために来るべきです。これはシステムへの信頼を損ないます。もし一般市民がこんなことをしたらSECが訪ねてくるでしょう。
Q:個別株だけでなく対象を広げるべきだと思いませんか?彼らは ETFなども保有できますが…
ベッセント財務長官:私が前にいた会社ではどうしていたかと言いますと、ETFは購入できましたが、それは広く保有されているもので規模が小さいものはダメでした。そして長い保有期間がありました。下院と上院はアメリカ国民そして支持者のために働くべきです 。彼らは法律を作るべきであり、毎日トレードをすべきではありません。名前は挙げませんが ある議員は2年前、1200回から1300回もトレードしていて、私のヘッジファンドでさえ、それほど多くはありませんでした。
Q:大統領や副大統領を含む執行府にも拡大すべきだと思いますか?
ベッセント財務長官:個別株と保有期間については彼らは承諾すると思います。財務省ではすでに適用されています。
Q:大統領とこの件について話しましたか?
ベッセント財務長官:大統領はこの件について賛成しています。ハキーム・ジェフリーズ氏も賛成です。もし私が議会にいて 国民からの支持率を見ていたらこの法案を推進するでしょうね。国会議員は「収奪的な階級」だからです。私腹を肥やすためにDCに来るべきではありません。国民のために仕事をするために来るべきです。
Q:全く同感です。非常に残念なのはジャーナリストに課せられる制限の方がワシントンの一部の議員よりも厳しいことです。
ベッセント財務長官:ええ これはシステムへの信頼を取り戻すためにできる一つの事柄だと思います。
