アメリカのトランプ大統領はFRBのパウエル議長の後任人事をめぐり、指名が取りざたされていたベッセント財務長官は候補にしない考えを明らかにしました。
トランプ大統領は5日、来年5月に任期満了となるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長の後任人事について、ベッセント財務長官を候補から外すと表明しました。CNBCテレビの電話インタビューで明らかにしました。
トランプ氏によりますと、4日夜、ベッセント氏に「FRB議長になりたいか」と直接尋ねたところ、「財務長官に留まりたい」と答えたということで、トランプ氏も財務長官を続投させる意向を示しています。
そのうえでトランプ氏はFRB議長の候補として、▼国家経済会議のハセット委員長、▼ウォーシュ元FRB理事の2人について「どちらもとても良い人物だ」と評価しました。さらに、具体的な名前は挙げずに「あと2人、良い人物がいる」と話し、合計で4人の候補がいるとしています。

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