(ブルームバーグ):米ホワイトハウスは9月にも新たなボールルーム(舞踏室)の建設に着手する方針だ。総工費は2億ドル(約300億円)と見積もられている。トランプ大統領は公式イベント向けにより広い会場を求めていた。
トランプ氏は7月31日、ホワイトハウスで開かれたイベントで記者団に対し、「これは素晴らしいレガシープロジェクトになるし、特別なものになる」と指摘。建設費はトランプ氏自身が負担するほか、一部は寄付金で賄う可能性があると説明した。
ホワイトハウスのレビット報道官が同日、建設計画を発表した。ボールルームはホワイトハウス東側の「イースト・ウイング」に建設されるという。計画では、面積が約8360平方メートル、収容人数が650人と見込まれている。
一方、総工費が25億ドルに膨らんでいる米連邦準備制度理事会(FRB)本部改修工事を巡り、トランプ氏は同日、ソーシャルメディアへの投稿で、パウエル議長が「建設史上、最も無能あるいは腐敗した建物の改修工事の一つ」を監督していると非難した。
原題:White House Unveils Plan for $200 Million East Wing Ballroom (1)(抜粋)
--取材協力:Akayla Gardner、Derek Wallbank.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.