日産自動車が神奈川県横須賀市にある「追浜工場」での生産終了を発表したことを受け、上地市長は日産の本社を訪れ、雇用の維持や工場跡地の活用について要望書を提出しました。

横須賀市 上地克明 市長
「横須賀市の要望はお伝えをして、非常に真摯な態度で誠実なお答えをいただいたので、私は納得をしています」

横須賀市の上地市長は、日産が「追浜工場」での生産終了を発表してから初めてエスピノーサ社長と面会し、雇用の維持や工場跡地の活用に関する要望書を提出しました。

跡地については、雇用の創出や地域の活性化など、横須賀市の発展に繋がる活用を求めたということです。

要望に対し、エスピノーサ社長は「従業員や取引先に対しては、十分なサポートを実施していく。跡地の活用については、市の発展に資するよう慎重に考慮していきたい」とコメントしたということです。

横須賀市は今後も関係機関と連携しながら、影響を最小限にとどめるための対応を進めていく方針です。