(ブルームバーグ):大塚製薬がデンマークの製薬会社ルンドベックと共同開発した抗精神病薬「レキサルティ(一般名:ブレクスピプラゾール)」について、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は18日、心的外傷後ストレス障害(PTSD)への適応拡大を支持する判断を見送った。米市場にとって約20年ぶりとなるPTSD治療薬の投入を目指す両社にとっては打撃となる。
諮問委ではレキサルティとセルトラリンの併用療法について、有効性が確立されていないとの判断が10対1の賛成多数で示された。
諮問委の勧告に拘束力はないものの、FDAは勧告に従うケースが多い。
原題:Otsuka, Lundbeck’s PTSD Drug Fails to Win US FDA Panel Support(抜粋)
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