日中戦争の発端になった盧溝橋事件から7日で88年を迎えた中国で、「抗日戦争勝利80年」の企画展が一般公開されました。
「抗日戦争勝利80年」の企画展は、8日、北京郊外の盧溝橋の近くにある戦争記念館で一般公開されました。
「民族解放と世界平和」をテーマに多数の資料が展示され、中国の人々が「反ファシズム戦争の勝利に大きく貢献したこと」を強調するものとなっています。
中国人民抗日戦争記念館 羅存康 館長
「我々は日本の軍国主義が中国の人々に深刻な災難をもたらした事実を知ってもらいたいのです。そして歴史の教訓を胸に未来に向かい、共に平和を守り、平和を大切にしましょう」
中国政府は今年、「抗日戦争勝利80年」をテーマにした記念行事を各地で計画していて、「戦勝国」としての立場をアピールする方針です。

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