オリックスは30日、グリーンコー・エナジー・ホールディングスの持ち分20%のうち、17.5%を売却すると発表した。譲渡価額は12億8200万ドル(約1852億円)。売却益計上による利益押し上げを見込む買いでオリックス株は一時3.3%高の3283円と3営業日続伸し、2月10日以来の日中高値を付けた。

  • グリーンコーの創業者が設立した次世代エネルギー事業会社AMグリーン(AMG)の子会社に売却する
  • AMGの親会社が発行する転換社債7億3100万ドルを引き受ける
  • 継続保有分の評価益を含め、2026年3月期第2四半期に約934億円の売却益を見込む
  • 株式譲渡と転換社債の引き受けは7月中に実行する
  • 備考:オリックスはグリーンコー株売却とAMG親会社への出資を1月に発表したが、その後条件が折り合わずいったん中止していた
 

(株価情報を追記し、更新します)

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