(ブルームバーグ):投資関連の国際資格を認定するCFA協会が5月に実施した認定アナリスト試験では、レベル1(第1段階)の合格率は引き続き過去平均を上回る水準となった。米国外では、インドを含む複数の地域で新たな試験会場の開設が予定されている。
CFA協会が26日発表した5月試験のレベル1合格率は45%で、2月試験と同水準。昨年11月の43%から上昇し、過去10年間の平均である40%も上回った。
同協会はまた、インド国内で新たに3カ所の試験会場を設置する計画を発表。エチオピア、モロッコ、モザンビーク、エスワティニ(旧スワジランド)にも新たな会場を開設する予定で、いずれも11月の運用開始を見込んでいる。
CFAの教育部門マネジングディレクター、クリス・ウィース氏は「CFAプログラムへのアクセスを拡大し、利便性の高い場所で受験できるよう支援することにコミットしている」と発表資料で説明。
「アフリカやインドに新たな試験会場を設けることは、各国で試験を受けられるようにする当協会の継続的な投資を示すものだ」と述べた。

原題:CFA Level I Pass Rate Stays at 45%, India Test Centers Opening(抜粋)
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