イタリアの蒸留酒メーカー、ダビデ・カンパリ・ミラノの支配株主が、消費関連分野に特化したプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社ブルージェム・キャピタル・パートナーズの少数株式を取得することで合意した。

19日の発表によると、カンパリの支配株主ラグフィンが、ブルージェムが今後設定するファンドの中核的な投資家となる。ラグフィンはカンパリグループの会長を務めるルカ・ガラヴォリア氏の一族の投資を管理している。

ラグフィンはブルージェム株の約20%を取得すると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

カンパリは「アペロール」「カンパリ」「ブルドッグジン」、「チンザノ」などのブランドを保有する世界有数の蒸留酒メーカーで、ラグフィンはカンパリ株の約52%を保有している。

原題:Campari’s Family Owner to Acquire Stake in PE Firm Bluegem (1)(抜粋)

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