(ブルームバーグ):米プロバスケットボールNBAで八村塁選手が所属するロサンゼルス・レーカーズの経営権が、米大リーグ・ドジャースのオーナー、マーク・ウォルター氏にプロスポーツ史上最高額となる100億ドル(約1兆4500億円)で売却される。
NBAチームを巡っては、プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社の共同創業者ウィリアム・チザム氏のグループが、ボストン・セルティックスを当時の最高額(61億ドル)で買収すると今年3月発表された。その記録が今回大きく更新される。
事情に詳しい複数の関係者によれば、レーカーズのオーナーだったバス家が、グッゲンハイムパートナーズの共同創業者で最高経営責任者(CEO)ウォルター氏への過半数株式売却に同意した。

ウォルター氏は2021年にレーカーズの株主となり、将来的なチームの売却に備え、過半数株式の優先購入権を取得していた。
ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、ウォルター氏の資産額は125億ドル。大谷翔平選手や山本由伸選手が所属するドジャースのほか、米女子プロバスケットボールWNBAのロサンゼルス・スパークス、新設のキャデラックF1チームのオーナーでもある。
原題:Billionaire Walter to Buy LA Lakers at $10 Billion Valuation (1)(抜粋)
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