基礎年金の底上げを盛り込む修正が行われた年金制度改革の関連法案が参議院で審議入りしました。

参議院本会議で審議入りした年金制度改革の関連法案では、パートで働く人などの厚生年金加入の年収要件、いわゆる「年収106万円の壁」が撤廃されることとなっています。

また、若者や現役世代の年金受給額が減るのを防ぐため、基礎年金の底上げ措置を盛り込むよう、自民・公明・立憲の合意で修正され、先週、衆議院を通過していました。

基礎年金の底上げは、2029年の財政検証で給付水準の低下が見込まれる場合に行うこととなっています。

法案は、あすから厚生労働委員会で質疑が行われますが、政府・与党側は今月13日にも成立させる方針です。