(ブルームバーグ):人工知能(AI)スタートアップ、コヒアのエイダン・ゴメス最高経営責任者(CEO)は20日、同社の売上高が今年初めから「2倍余りに増加」し、採算確保に近づいていると明らかにした。ただ企業顧客を巡ってオープンAIやアンソロピックとの競争は激しさを増している。

ゴメス氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「当社の企業向け事業は本格始動した」と話した。
ロイター通信はコヒアの売上高が5月時点で年間1億ドル(約144億円)に達するペースにあると報じていた。
ゴメス氏によると、企業向け事業成長もあってコヒアは近い将来に黒字化する軌道にある。「損益分岐点を超え、黒字化することが目前に迫っている。もうすぐそこだ」と語った。
また、同社が新規株式公開(IPO)に向けて「資金調達と成長を続けていく」見込みだと述べたが、資金調達について具体的な言及は避けた。
原題:AI Startup Cohere Has Doubled Sales So Far This Year, CEO Says(抜粋)
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