8日の債券相場は下落。この日行われた10年国債入札が低調な結果となり、売られている。

SMBC日興証券の田未来シニア金利ストラテジストは、10年債入札は「弱い結果だった。応札倍率が低く、ボラティリティー(変動率)が高止まる中、米関税政策の見通しも不透明で投資家の様子見姿勢は強かったようだ」と指摘した。

入札結果によると、最低落札価格は100円92銭と市場予想101円10銭を下回り、大きいと不調を示すテール(落札価格の最低と平均の差)は18銭と、前回の11銭から拡大した。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は2.54倍と2021年10月以来の低水準となった。

 

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