米ウォルト・ディズニーは7日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビにテーマパークを建設する計画を発表した。同社にとって中東初のテーマパークとなる。

ディズニーにとって13カ所目となるアブダビのテーマパークは、発表によればミラル・グループが建設、所有および運営を手掛ける。建設地のヤス島はUAEの主要な観光拠点であり、ミラルが建設したフェラーリ・ワールドやワーナー・ブラザース・ワールド、シーワールドのテーマパークもある。

ディズニーが新しい国・地域にテーマパークを開設するのは、2016年に上海ディズニーリゾートをオープンして以来となる。パーク部門はディズニー事業の中で最も高収益を上げており、同社は10カ年計画を打ち出し同事業のさらなる成長を図っている。

コストやアトラクションの詳細については明らかにされていない。

パークなどの事業責任者を務めるジョシュ・ダマロ氏は「中東は当社が大きな可能性を感じている地域の一つだ。われわれの展望に合った立地とパートナーを見つけることができた」と語った。アブダビのテーマパークはミラルが資金を負担し、最新技術を導入するという。

アブダビはディズニーが展開するリゾートとして7カ所目となる。上海のディズニーリゾートは発表から開園までおよそ7年かかった。

原題:Disney Announces Its First Middle East Theme Park in Abu Dhabi(抜粋)

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