政府はけさの閣議で、18日付で北朝鮮による拉致問題対策本部の事務局長に河野真内閣審議官を充てる人事を決定しました。

河野氏は鹿児島県警本部長や警察庁の警備運用部長などを歴任し、一昨年の4月から内閣官房の内閣情報調査室で国際テロ情報の収集などの業務に当たっていました。

林官房長官は河野氏について、「これまでの経験を生かして拉致問題の解決に貢献することを期待をしている」と述べ、改めて政府として拉致被害者の帰国実現にむけて、全力で取り組む考えを示しました。

これまで事務局長を務めていた福本茂伸氏は、内閣官房参与に就任するということです。