金融やビジネスのキーパーソンの“声”をフレッシュに伝える番組「CROSS DIG 1on1」。

今回は「トランプ関税発動によるマーケットへの影響」について。
トランプ米大統領が先に発表したいわゆる「相互関税」が、9日午後1時1分に、予定通り全面的に発動しました。アメリカへの報復関税を表明していた中国に対しては104%の関税率となり、9日は2国間での輸出入が多い半導体関連株が大きく売られました。
また、米中の報復合戦が激化し世界全体の景気が後退するのではとの警戒感から、影響を受けやすい輸出関連株なども売られ、幅広い銘柄が下落する展開となりました。
トランプ関税発動による日経平均株価やS&P500などの下落と今後の市場見通しなどについて、ニッセイ基礎研究所のチーフ株式ストラテジストの井出真吾さんと深掘りします。

◆出演◆
▼井出真吾
ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト。
東京工業大学卒業。1993年日本生命保険相互会社入社。1999年ニッセイ基礎研究所へ。2023年より現職。
専門分野は株式市場、株式投資、マクロ経済、資産形成。

▼竹下隆一郎
朝日新聞を退社後、2016年から2021年6月までハフポスト日本版編集長。2021年8月にビジネス映像メディアPIVOTの創業メンバーに。2024年11月よりTBSテレビ特任執行役員、「TBS CROSS DIG with Bloomberg」のチーフコンテンツオフィサーを務める。