(ブルームバーグ):米アルファベット傘下グーグルは、アイトラッキング(視線追跡)技術を手がけるカナダのスタートアップ企業アドホーク・マイクロシステムズの買収に向けた交渉の最終段階にある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ヘッドセットやスマートグラス分野の新たな取り組みの一環だという。
関係者によると、グーグルは1億1500万ドル(約170億円)でのアドホーク買収を目指しており、このうち1500万ドルはアドホークが業績目標を達成した際に支払われる。関係者は、合意が発表されていないことを理由に匿名を条件に語った。
週内に合意がまとまる見込みだが、まだ契約締結には至っておらず、交渉が決裂する可能性もなおある。グーグルの広報担当者はコメントを控え、アドホークはコメントの要請に応じなかった。
2017年に設立されたアドホークは、拡張現実(AR)・仮想現実(VR)ヘッドセットに欠かせない高度なアイトラッキングを可能にする半導体やハードウエア、ソフトウエアを新たに作り出した。そしてユーザーの目の動きを追跡できるスマートグラス「マインドリンク」を開発し、メーカー各社に技術を提供している。
米メタ・プラットフォームズがアドホークの買収を検討していると、ブルームバーグ・ニュースは22年に報じていた。
アドホークには、サムスン電子とインテル、HP、ソニーグループの各ベンチャー部門のほか、スマートグラス分野でメタと提携しているレイバンの親会社エシロールルックスオティカが出資している。
原題:Google Is Said to Near Purchase of Eye-Tracking Startup AdHawk(抜粋)
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