自動車大手のホンダが、アメリカ市場の主力車「シビック」の次世代モデルの生産拠点を、予定していたメキシコからアメリカに変更するとロイター通信が報じました。トランプ政権による関税政策の影響を回避するためだということです。

ロイター通信によりますと、ホンダはシビック・ハイブリッドの次世代モデルの生産について、当初2027年からメキシコで行う計画でしたが、アメリカのインディアナ州の工場へ変更すると決定しました。

トランプ政権はメキシコからの全ての輸入品に25%の関税を課す方針で、関係者はシビックの生産拠点の変更について、「主力車への関税の影響を避けるため」と説明しているということです。

去年のアメリカでのガソリン車とハイブリッド車をあわせたシビックの販売台数は24万台あまりと、ホンダ車では2位の主力車で、新たな計画では2028年からインディアナ州で年間21万台の生産を行います。

ホンダはメキシコで生産した車のうちおよそ8割をアメリカに輸出していて、ホンダの幹部は、メキシコへの関税が恒久的なものとなる場合は、アメリカ国内などに生産を移転する可能性に言及していました。