(ブルームバーグ):3日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=150円台前半に上昇。前週末の流れを引き継いでドル買い・円売りが先行した後、金融機関が外為取引の基準レートとする公示仲値の設定にかけて円買いが入ったとの見方がある。
あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジストは、前週末に月末のドル需要があったため、きょうの仲値で円転換する動きが出ている可能性があると指摘した。
トランプ米大統領は近く、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を賦課するとともに、中国からの輸入品への関税率を20%と現在の2倍にする構えだ。
三菱UFJ信託銀行資金為替部マーケット営業課の酒井基成課長は、トランプ政権の関税発動を控えてリスクオフムードになりやすいと話した上で、「クロス円の下落を伴う円買いに警戒が必要」だと述べた。
欧州首脳が停戦後のウクライナの安全保障へ有志連合を結成する見通しとなり、米国とウクライナの首脳会談決裂で前週末の海外市場で売られたユーロが買い戻されている。円は対ユーロで一時157円31銭と、2月25日以来の安値を付けた。

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