(ブルームバーグ):米経済は1-3月(第1四半期)に大きく後ずさりする見通しとなった。この日発表された2本の米経済統計で、個人消費の軟化と財貿易赤字の劇的な拡大が示された。これが米アトランタ連銀の予測モデルであるGDPナウに反映された。
同連銀のGDPナウは現在、1-3月の国内総生産(GDP)を年率1.5%のマイナス成長と予測している。つい数日前には2.3%のプラス成長が予測されていた。1-3月末まではまだ時間があり、予測は今後発表される月次統計を反映し更新される。

アトランタ連銀は純輸出のGDP寄与度を3.7%のマイナスとみている。朝方に発表された1月の財貿易赤字は、前月比25.6%増加の1533億ドルと、過去最大を記録した。この統計が発表される前のGDPナウでは、貿易のマイナス寄与度はわずか0.41ポイントだった。
一方でGDPナウが推計する個人消費のGDP寄与度は、0.9ポイント未満。1月の個人消費支出(PCE)統計が発表される前は、1.53ポイントとされていた。
インフレ調整後の実質PCEは1月に前月比0.5%減少。前月比での減少率としては約4年ぶりの大きさだった。ホリデーシーズンまでの消費は活発だったが、その後は自動車などが買い控えられた。多くの地域で厳しい冬の天候に見舞われたことも、1月の特徴だった。
原題:Atlanta Fed GDPNow Sees Economy Shrinking After Friday Data(抜粋)
--取材協力:Alexandre Tanzi.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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