フランスに留学中だった日本人女子学生が行方不明になり、殺人罪で禁錮28年の有罪判決を受けていた交際相手の男について、フランスの最高裁判所にあたる「破棄院」が控訴審判決を破棄しました。

フランスに留学していた黒崎愛海さん(当時21歳)が2016年に行方不明になった事件では、元交際相手で直前に黒崎さんと会っていたチリ人のニコラス・セペダ被告(34)に控訴審判決で禁錮28年が言い渡されていました。

フランスの最高裁判所にあたる「破棄院」は26日、高等裁判所の審理の中で、捜査官の1人がセペダ被告の弁護士に事前に知らせていなかった資料を用いたことや、捜査方法に問題があったとして控訴審判決を破棄しました。

再び裁判所で審理されることになります。

セペダ被告は一貫して無罪を主張しています。

今回の決定でセペダ被告が釈放されることはないということです。