日経ヴェリタスの人気エコノミスト調査で、2024年までに11回トップに輝いたBNPパリバ証券の河野龍太郎氏がゲスト。みずほ銀行の唐鎌大輔氏との激論です。生産性が向上しているにも関わらず、日本の実質賃金が何故、上がらないか、その謎を解明します。(※収録日は2025年2月13日

【ゲスト】
・河野龍太郎 | BNPパリバ証券 チーフエコノミスト

【解説】
・唐鎌大輔 | みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

【MC】
・竹下隆一郎 | TBS CROSS DIG with Bloomberg チーフコンテンツオフィサー

【オススメ書籍】  
➡日本経済の死角 ――収奪的システムを解き明かす
➡グローバルインフレーションの深層

【トークテーマ】
・ どう見る?日本の実質GDP
・「パッとしない」日本のGDP
・日銀が需給ギャップを「過小評価」?
・日銀「第2の誤算」、「働き方改革」の影響 
・安易に変えるのは「ご法度」日本の「長期雇用」制度
・なぜ日本の「実質賃金」は上がらないのか?
・欧米に比べ日本の生産性は「低くない」 
・問題は「生産性」ではなく「大企業」に
・“まやかしの賃金上昇”、「賃金カーブ」に見る歪み
・長期雇用の「枠外」の人には「円安・インフレ」が“とどめ”に
・アベノミクスの「誤算」、“先送り”された「労働需給のひっ迫」
・「実質賃金の上昇」が政策担当者の“トレンド”に
・労働生産性を語ることの「非生産性」
・「実質ゼロベア」が続くリスク
・賃金と物価の「スパイラル」で、「好循環」ではない
・大企業はどう発想を変えればいいのか?
・ノーベル経済学賞を受賞したアセモグル氏らの指摘
・日本社会が陥る「収奪的」なシステム
・賃上げの波に「乗れない」就職氷河期(ロスジェネ)世代 
・オススメ書籍『日本経済の死角 ――収奪的システムを解き明かす』
・一発屋とゴマすりが跋扈、「ジョブ型」導入の弊害
・ 日本は課長になるのは20年、部長になるには25年
・「ジョブ型」は“一発逆転の発想”ではない