米ニューヨーク市は昨年、飲食店の屋外ダイニングスペース設置に関する新たなプログラム「ダイニングアウトNYC」を打ち出したが、これまでの承認件数は申請のわずか3%にとどまり、低調な滑り出しとなっている。

ニューヨーク市運輸局がこれまでに出した許可はわずか40件。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期に一時的な措置として飲食店が路上にダイニング用ブースを設けることが認められたが、約1400の飲食店が同措置の恒久化を求めている。

新たなプログラムでは、飲食店は冬の間は路上のブースを撤去して保管することなどが義務付けられ、4月1日からの屋外ダイニングシーズンには営業許可を再申請する必要がある。

多くの飲食店が厳格化されたルールに不満を訴えており、昨年許可を受けた飲食店のうち、免許更新申請は半数程度だった。

コロナ禍のニューヨーク市では多くの飲食店が路上で営業(2020年7月)

ニューヨーク市のブラッド・ランダー会計監査官は声明で、手続きが滞っているため、申請者は許可を得るまでに時間がかかり、屋外ブースのデザイン変更やリカーライセンス取得といった作業に充てる時間がほとんどないと指摘した。

一方、市当局は既に全ての申請の審査を終えており、4月1日までに3分の2が認可される見込みだとしている。

原題:NYC Outdoor Dining Permits Lag With 3% Granted Since New Law (1)(抜粋)

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