(ブルームバーグ):ドイツ・ミュンヘンで13日、労働組合のデモ行進に車が突っ込み、28人が負傷した。23日の連邦議会選挙を前に、国内の治安と移民問題に関する議論が再燃しそうだ。
ミュンヘン警察のX(旧ツイッター)での発表によると、車を運転していたのはアフガニスタン人の男(24)で、その場で取り押さえられた。逮捕にあたり、警察は容疑者の車に向け発砲した。男は群衆の背後から、車で突入したという。
バイエルン州のゼーダー知事は、当局の情報として、この事件は「おそらく故意の攻撃」との見方を示した。同州のヘルマン内相は、容疑者は「過去にも麻薬所持や万引で注目を集めていた」と述べた。
ミュンヘンのライター市長は声明で、負傷者の中には子供も数人含まれていると明らかにした。地元放送局のバイエルン放送は、目撃者の話として、車は群衆に故意に突っ込んだように見えると報じた。
ドイツでここ数か月、移民が容疑者とみられる暴力的な事件が複数発生したことを受け、ショルツ政権は治安強化を迫られている。1月にはアシャッフェンブルクで発生した刺傷事件で2歳児を含む2人が死亡した。昨年、ゾーリンゲンでも刺傷事件で3人が死亡、12月にはマクデブルクのクリスマスマーケットに車が突っ込み、6人が死亡、数百人が負傷した。
原題:Almost 30 Injured After Car Rams Into Crowd at Munich Event (2)(抜粋)
--取材協力:Iain Rogers.
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