第一線で活躍するキーパーソンの“声”をフレッシュに伝える番組「1on1」。
カリフォルニア大学バークレー校教授の野村泰紀さんをゲストに迎え、時間と空間について議論しました。
相対性理論における時間の概念や、空間の次元について解説。空間は何らかの自由度が集まり、ある条件下で我々が知る性質を示すようになるといいます。
一方、時間は空間ほど明確ではなく、状態の重ね合わせとして記述できる可能性があるとしています。
さらに、物理学的に見ると時間は存在しないとも言えるとのこと…。
野村さんによる、アインシュタインの一般相対性理論を超えた先の解説です。

◆出演◆
▼野村泰紀
カリフォルニア大学バークレー校教授
1974年、神奈川県生まれ。バークレー理論物理学センター長。ローレンス・バークレー国立研究所上席研究員、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構連携研究員、理化学研究所客員研究員を併任。主要な研究領域は素粒子物理学、量子重力理論、宇宙論。
1996年、東京大学理学部物理学科卒業。2000年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。米国フェルミ国立加速器研究所研究員、カリフォルニア大学バークレー校助教授、同准教授などを経て現職。趣味は宴会。

▼竹下隆一郎
朝日新聞を退社後、2016年から2021年6月までハフポスト日本版編集長。2021年8月にビジネス映像メディアPIVOTの創業メンバーに。2024年11月よりTBSテレビ特任執行役員、「TBS CROSS DIG with Bloomberg」のチーフコンテンツオフィサーを務める。

◆収録日◆
2024年12月26日