(ブルームバーグ):ブルーフィン・キャピタル・マネジメントは、米鉄鋼大手USスチールの第2位株主に一時浮上したが、その後持ち分を減らした。
米証券取引委員会(SEC)への報告書「13G」によれば、ニューヨークとシカゴにオフィスを構え、自己勘定取引を手掛けるブルーフィンは、USスチール株2300万株余りを取得した。開示が必要な取引日は1月16日となっていた。
30日の株価に基づけば、この持ち分は約8億4800万ドル(約1310億円)に相当し、ブルームバーグの集計データによると、ブルーフィンの持ち株比率は10%強と、ブラックロックに次ぐ第2位株主となった。
しかし、ブルーフィンのリスクマネジャー、クリストファー・マクギガン氏が30日に電話インタビューで明らかにしたところでは、同社はその後、持ち株比率を4.5%に引き下げた修正報告を提出した。ブルーフィンのパートナー、ゲナディー・ザビレビッチ氏はコメントを控えた。ブルームバーグのデータによれば、同社は第4位の株主となった。
原題:Bluefin Trims US Steel Stake After Briefly Becoming No. 2 Holder(抜粋)
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