(ブルームバーグ):景気停滞が懸念されている英国では、1月に人員削減が加速していることが、24日発表のS&Pグローバルの調査で示された。
S&Pグローバルによると、総合購買担当者指数(PMI)は1月に50.9と、前月の50.4からわずかに上昇した。エコノミスト予想に反しての上昇となったが、活動拡大と縮小の境目である50を辛うじて超えている状態が続いている。
先月と今月の人員削減は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を除けば、2009年以降で最速のペースだった。企業は4カ月連続で人員を縮小している。

英スーパー大手Jセインズベリーは、上級管理職の20%相当を含む3000人の削減と、まだ営業を続けている店内併設のカフェの全店閉店を発表した。
S&Pグローバルの調査は、労働党政権が発表した予算案での大幅増税と、国内外の経済見通し悪化により、英企業に広がる暗い景況感を示している。この日発表された別の調査では、1月の消費者信頼感が約1年ぶりの低水準に落ち込んだ。

原題:UK Jobs Cut at Pace Seen After Financial Crisis, PMI Shows (2)
(抜粋)
--取材協力:Andrew Atkinson、Alice Atkins.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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