(ブルームバーグ):米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下のニュース専門局CNNは23日、従業員の6%に当たる約200人を解雇した。視聴率が落ち込む中、ストリーミングなどデジタル事業に重点を置く。
同社のマーク・トンプソン最高経営責任者(CEO)は、ワーナー・ブラザースがCNNの戦略転換支援のため7000万ドル(約109億円)を投資する計画で、「新たなデジタル路線」に主眼を置いた年前半の約100人の新規雇用に一部投じられると従業員に伝えた。新たな戦略には、過去のCNNテレビのストリーミングサービスも含まれるという。
「われわれの目標はシンプルだ。視聴者が移行するプラットフォームや製品に、CNNの重心を移すことだ」と同氏は説明。従業員に宛てた文章を、ブルームバーグが確認した。
ケーブルテレビからストリーミングにシフトしたりインフルエンサーなどの情報源からニュースを得たりする消費者の増加に伴い、他のテレビニュース報道機関と同様、CNNの視聴率も低下している。
昨年の米大統領選でトランプ氏が勝利した後の視聴は、CNNとMSNBCで減少した一方、FOXニュースは増加している。
CNNを巡っては今月、名誉毀損(きそん)で損害賠償を命じられた訴訟の過程で、2023年の純利益が4億ドルとなり、21年比で3分の1減少していたことが明らかになっている。
原題:CNN Cuts 6% of Jobs in Strategy Pivot to Focus on Streaming(抜粋)
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