(ブルームバーグ):サウジアラビアは米国に現在7700億ドル(約120兆円)余りを投資しており、国内経済の改革を進める中で対米関係が強まり続けるとの見通しをジャドアーン財務相が23日示した。
サウジは「長年にわたり米国と非常に強固な関係を築いてきた」とジャドアーン氏は指摘。「われわれの関係は80年以上にわたる。経済と貿易を基盤とした非常に戦略的な関係であり、今後も続いていく」と述べた。
同氏は世界経済フォーラム(WEF)の年次総会が開催されているスイスのダボスでブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じた。この少し前には、サウジが今後4年間に米国への投資と貿易を6000億ドル拡大する用意があると報じられていた。

サウジが新たな産業構築と石油頼みの経済からの脱却を柱とする「ビジョン2030」戦略を推進する中で、欧州や中国との関係も引き続き拡大する見込みだともジャドアーン氏は説明。
この戦略の一部は、経済の優先事項とリスクを考慮して再調整されているが、改革は順調に進んでいると語った。
ジャドアーン氏は外国からの直接投資に関する質問に対し、30年までに年間1000億ドル超の外国資本を呼び込むという目標の達成において、国内投資家が重要だと強調した。
「国内の投資家を説得できなければ、外国の投資家を納得させることはできないだろう」と同氏は述べた。
原題:Saudi Arabia Says $770 Billion Invested in US as MBS Eyes More(抜粋)
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