中国・蘇州市で日本人親子やバスの案内係の女性が襲われ死傷した事件で、被告の男に死刑判決が言い渡されました。
この事件は去年6月、中国東部の蘇州市で日本人学校の送迎バスを待っていた日本人親子が50代の男に切りつけられ負傷し、制止しようとしたバスの案内係の中国人・胡友平さんが死亡したものです。
男はその場で拘束され去年11月に起訴されましたが、日本の外務省によりますと、きょう午前、蘇州市の裁判所で男に故意殺人罪で死刑判決が言い渡されました。
判決の理由について、「今回の犯行は借金苦から生きているのが嫌になり子供を含む3人を殺傷したもので、極めて悪辣かつ社会的影響が重大で極刑が相当である」としています。また、判決の言い渡しの中で、日本への言及は一切なかったということです。

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